masaの体験談:画力上達の為には
やあ久しぶり、masaだよ
今回は戦車のお話じゃなくて、去年から真面目に取り組んでいる「絵」について書いていこうと思う
自分はまだまだ未熟だけどそれでも、すこしでも参考になるなら幸い程度に語っていこうと思うよ。
記事を書こうと思ったのは、需要があるとのことだったからだよ。あと宣伝
1.そもそも絵を描こうと思うのはなんでよ?
これ。本当に大事なところで、何にでも当てはまることなんだけど、しっかりとした目的意識がないと何をやっても途中で折れちゃう。
例えば、自分がなんで絵を描いているのかっていうのなんだけど、ずばり言うと
大好きだからだよ!!!
絵を描く理由なんてそれだけでOKだと思う。好きなんだからやればいい。音楽活動だって、動画投稿だって、ゲーム配信だって、なんだってそうよ。大好きだからやるんだよ。大義なんぞいらんいらん、描きたい。それだけでいい。
自分は保育園の時からずーっと絵を描いていた。小.中.高校の授業中だろうとひたすら絵を描いていた。ただただ好きだったから描いていた。よく飽きないねって言われることが多かったけど、大好きなんだから飽きないのは当たり前でしょ
ただ自分は2017年の時に、あまりにも仕事(アルバイトだけども)が忙しすぎて、1年通して描いた絵の枚数が4枚しかないということに気づいて、すでにかなり技術が衰退していたから、そこからの復帰はとても難しかった。
でも続けられたのはただひたすらに絵を描くのが好きだったからだ。
あとはその気持ちでどこまでやれるかが問題。それが趣味なのか、仕事なのか、そこからは個人の問題だとおもうよ
2.どうやったら上達できるのか?
よくこう質問してくる人がいる、絵を描く人ならだれもが経験あるだろう。この質問
「どうやったらそんなに絵が描けるんですか?」「絵の描き方教えてよ!」
これ、ほんと多い、自分も20年の人生でこの台詞を何百~何千と聞いてきた。たぶん絵を描く人たち全員これを食らってるだろう。そのたびに(うるせえ殺すぞ)って思うだろうね。
でも気持ちはわかる、どうやったらそんなに描けるのか、最初のころは意味不明だし、頭の中どうなってんのか理解不能だ。本当に意味不明だ、だからそう聞きたくなるのはすごくよくわかる。でも、そうじゃないんだ。
この記事を読んでいる大半の人はwotをやっている人だと思うんだが(フォロワーの9割が戦車兵だもんな)、戦車ってどうやって上達してきたかい?
考えてみな?
ユニカムから教わった?ユニカムの配信を見た?集団戦で鍛えた?
まあ色々あるだろう。けど、みんな必ずやってることがあるよね?簡単だよ
君たちは戦車を上手くなるために戦車をやってるよね?
それが答えだ。
え?ってなるかい?
戦車をやりもしないで、動画だけ見て、ユニカムの言葉を覚える。それで戦車がうまくなったかい?ならないよね?実際に自分で戦車を動かして戦って、失敗して、反省を生かして何十戦何百戦もかけて、そうやってうまくなるよね?
戦車や絵に限らず、この世の中のありとあらゆる事に共通するのは「やり続けなくちゃ何事も上達しない」ということだ。
知識だけ持っていて技量がなかったら、ただのイキリオタク、イキリ戦車兵、イキリ絵描きだ。
絵を上達したいのなら、まずは描く、ひたすら描く、手に豆が出来ようが描く。
そうすれば絶対うまくなる。練習時間は確実に成長につながる。
だからって同じ絵、同じ描き方、で描き続けても上手くはならない。必ず行き詰る。その時に初めて、「○○がどうしてもうまく描けなくて、どうやったら上達できるんですか?」と聞いてみるといい、きっと成長できるだろう。
続かなかったんだったら、絵が好きじゃなかったんだな、で終わる。そこで初めて、絵を描くのが楽しくて描いてるんだなってのが実感できると思う。
3.絵を描く時の「観察力」
絵を描く上での心構えがなんとなく理解できたとおもう。
ではさっきもチラッと書いたが、絵を練習し続けるということはどういうことなのか?
これは人にもよるが、少なくとも自分は「自分が納得いくレベルになるまで描き続ける」練習をして今のレベルまで来た。
自分は他の人からほとんど教わらずにほぼ独学でここまで絵を描いてきたため、かなり歪んでいるのかもしれない。だからここから先の考え方は人によっては間違いかもしれないから、人を選ぶかもしれない。
まず「自分が納得のいくレベル」とは何か?を考えてみよう。例えば目標としている絵師の絵柄とかね。自分にも目標としている絵柄を描く絵師がいる。
まずはその絵柄に近づくように描いてみよう。
するとどうだ?かけたものはチンチクリンでとても似ていない絵が出来上がる。すぐさま破り捨てたい、と、もがき苦しむだろう。がちょっと待ってほしい。
なぜその絵師の絵と似ていないのか考えてみよう。
決定的に違うのは「観察力」だろう。
絵で失敗するとき、それは大半が観察量が足りてないところにある。
自分がやったことは、絵師の描いたイラストをズームして、髪の毛一本まで分析して頭の中に叩き込んだ。構造を理解するためにね
まあそこまでする必要はもちろんないんだが、ともかく、その対象とするものを”理解”しなくては描けはしないだろう?
音楽を演奏するときに楽譜を適当に見て「ドレミファソラシド」の「ファ」だけ理解出来たからって「ファ」だけで演奏してみ?「ファアアアアアアアアアアア」ってなるやんけ、あほか
そうじゃないじゃん?楽譜にはちゃんと書いてあるじゃん、それをしっかりとみて演奏するじゃん。
絵だって同じ、ちゃんと対象を見てあげて、それを正しく描ければ確実に上達する。
これを模写とか写実ていうんだ。見たものをそのまま書き写すことだよ。
よくトレースと間違えられるのはこれだ。
観察力を養うのに一番手っ取り早いのはこの模写だと自分は思ってるよ。一時期模写しかしてなかった時期があるぐらいには模写しまくったよ。
で、模写するとだんだん気づいてくるようになる。
目の描き方や、髪の描き方、指の関節の作りとかね。まあ関節に関しては、人体の構造が描いてある本を買えという話だ。自分は持ってないけどな。
そうやって、自分の目で見て理解していけば、どんどんと上達していき、最後には自分の絵柄になっているだろう。やったね
4.最後に
絵を描いてるときに結構あるのが、他人からの攻撃だ。かなりメンタルやられるだろう。
好きなキャラを書いて、それをネットにアップすると「パクリですよね?w」とか「下手なのに絵まだかいてるんですね」とか色々言われることがある。はじめのうちは特にだ。自分にもそういう時期はあった。ネットに限らず、リアルでも描いた絵をそういう風に言われることは数多くある。
これに関しては本人のメンタルの強さにもよる。だが決して挫けないでほしい。
よく考えてみてくれ、こういうことを言ってくる奴らは自分らより絵が描けないチンパンジー以下の存在だ。今のご時世チンパンジーですら絵が描ける時代だよ?チンパンにも負ける雑魚人間の言葉なんか聞くに値しない戯言だ。
そして必ずいるのが、「絵の知識でマウントを取ってくるイキリ絵描き」だ。善意で教えてくれる人ももちろんいるから一概には言えないが、少なくとも描いた絵を全否定して自分の絵を見せびらかす輩は一番危険だ。マウント取ってくるぞ。
絵っていうのは「上手い下手」じゃない。もちろんそりゃ上手いことに越したことはないだろうがね、でも絵ってのは人の表現の自由さを表すものであるから上下はなく、あるのは「君はそういう絵を描くフレンズ、僕はこういう絵を描くフレンズだよ」といったような「みんな違ってみんないい」精神だ。創作という世界はどこまでも横に広がる自由な世界。自由に描いていこうじゃないか
長々と偉そうに語ってしまったが、これは自分が1年間で得られた経験をもとに書いた絵を描く上での考え方の話に過ぎない。この記事を読んだからって今日明日うまくなるなんてことは絶対にない。大事なのは続けることだ。これを機に「描いてみるか」と少しでも思ってくれたのならうれしい限りだ。じゃ、また